IUF logo; clicking here returns you to the home page.
IUF
Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


ネスレ欧州労働者、ネスレとムシム・マスの関係を問いただす

Posted to the IUF website 29-Apr-2006





8万名の従業員を代表するネスレ欧州労使協議会は、ネスレ製品にムシム・マスのパーム油と油脂化学物質が使用されているかもしれないことを懸念する旨を同社に書簡で伝えた。労使協議会の共同議長Jorg Lindnerは、同社CEOのピーター・ブラベック氏宛の書簡で、「ネスレは同社の企業ビジネス原則に従い世界の事業において権利と責任に関する最低基準遵守をコミットしている。ネスレは国連のグローバルコンパクトを支持している。グローバルコンパクトとは企業に、その影響力の範囲において人権と労働基準の分野における中核的な価値の取り組み、支持、尽力を求めるものである。組合員の大量解雇、社宅からの強制立ち退き、子供の学校追放、合法的な労働組合活動の犯罪行為化に警察力と司法制度を使用すること、これらはすべてこの基準と価値のはなはだしい侵害である」と書いた。

Lindnerは、ネスレは、持続可能な円卓会議に加入申請をしたが、人々が持続可能なパーム油円卓会議(RSPO)をこの産業における深刻な権利侵害をカモフラージュするための環境問題に関する広報活動として見なすようになっているために、ネスレがリスクを負い、また評判を落とすと警告した。もし今、ネスレが行動を起こさなければ、ネスレ社とRSPOのイメージは、RSPOに対する一般の人々の目が厳しくなり、非難を受けていることでさらに悪化するだろうとLinderは書いた。

ユニリバー欧州労使協議会や他の組合のように(米国のBCTGMは、北米クラフトにパーム油の仕入れ先を公表するように要請)、ネスレ労使協議会は同社に製品に使用するパーム油の仕入先を公表し、公開調査を認めるように申し入れた。今、国際的にそういった労組の数が増えている。



インドネシア政府にムシム・マスの6名の即時、無条件釈放を求めてメッセージを送るにはここをクリック

以下の"make a donation"アイコンをクリックすると労組および個人で国際ムシム・マス擁護基金にpaypalを通じてクレジットカードで支払いができる: