IUF logo; clicking here returns you to the home page.
IUF
Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


グローバル労組、ムシム・マス労働者を支援

Posted to the IUF website 17-Apr-2006





パーム油含有食品を生産する労働者を代表する組合は、パーム油の仕入れ先情報を経営者に求め、インドネシアにおけるムシム・マス労組の支援を一段と高めることに合意した。4月5−6日にジュネーブで開催された執行委員会で執行委員は、組合指導者がムシム・マス社のKAHUTINDO組合つぶしの一環としていかに罪をでっち上げられ、投獄されたかという新しいフィルムを見た。IUF会長ポール・アンデラは、「今までは彼らはウェブサイト上の名前に過ぎなかったが、今、我々はこの兄弟たちの顔を見て、その声を聞いた。彼らは連帯以上のものを必要としている。彼らは実際の援助と支援を必要としている」と語った。

執行委員会はムシム・マス労働者の擁護基金の立ち上げを承認した。IUFキャンペーンでは、初めてのものだが、IUFホームページを通じて寄付できる。

ユニリバー欧州労使協議会のイニシアチブに続き、オランダのBondgenotenとドイツの食品関連労組NGGは、ユニリバー社に対して、ムシム・マス社の関係見直しとパーム油の仕入れ先を明らかにするように公けに要請した。同様の取り組みが他の主要な食品加工会社の組合で準備されている。

3月29−31日にクアラルンプールで第1回目のIUFパーム油セミナーが開かれた。インドネシア、マレーシア、パプアニューギニア、フィリピン、スウェーデンの参加労組はIUFムシム・マスキャンペーンを情報配布とパーム油チェーンと原油と精製パーム油を使用する企業の購入状況の調査を行い、これを支援することに合意した。