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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


ギリシャ鳥肉産業の雇用、崩壊寸前

Posted to the IUF website 22-Mar-2006





ギリシャ鳥肉生産者連盟会長によると、野生鳥類に急速にウィルスが広がった結果、農場の家禽に感染したケースはないものの消費者の需要が急激に落ち込み鳥肉部門は崩壊寸前ということだ。3月17日のロイターのインタビューで、スピロン・ノニカスは、現在の傾向が続けば、鳥肉産業の6000名の雇用は夏まで消滅するだろう、そして鳥肉産業に間接的に関係するレストランやスーパーマーケットなどの7000名の雇用に影響が出るだろう、と語った。

『ここから抜け出すには、首相が鳥肉部門に緊急事態を宣言して、政府が負債、賃金、その他の全ての支払いを肩代わりすることだ』とノニカスは言った。

ウィルスの広がりで影響を受けた鳥肉労働者に対する補償は、危機対処のために策定された国際レベル、地域レベル、全国レベルの公共緊急計画には見積もられていない。この計画のどれもが、IUFが繰り返し主張しているように、暴露の最前線の潜在的犠牲者であり、病原体を広げる媒介としての鳥肉労働者に特別な焦点をあてていない。

国連の食糧農業機関が最近出した鳥インフルエンザとその撲滅のための世界計画』の提案(2006年1月)には鳥肉労働者は全く言及されていない。