IUFとコカコーラ、コロンビアのコカコーラ労働慣行の独立調査を国連特別機関ILO委託に合意

Posted to the IUF website 05-Mar-2006





IUFは一貫してコロンビアにおけるコカコーラ・システムの労使関係に関し、深刻な懸念を表明してきた。他の人々と同様に、我々も報告される深刻な権利侵害の唯一適当な対応として（コカコーラが始めた内部査定ではなく）独立調査の要請を支援してきた。IUFは、このような調査を国連に、国際労働機関（ILO）を通じて両者が要請することをコカコーラカンパニーと合意した。

国際労働基準の開発と促進を担当する国連特別機関としてILOは、明らかにコロンビアのコカコーラ・システムがこれらの国際的に承認された基準を尊重する程度を調査するには適当な組織である。

調査はILOの手中におかれる。この調査の様式および調査結果は、IUFやコカコーラカンパニーやコカコーラ・システムが影響を与えるものではない。我々の目的はコロンビアのコカコーラ・システム全体の労働者が国連のILO人権・労働組合権基準として規定される権利を全面的に行使できることを確実にすることである。ILO調査結果は、この調査から生じる問題を具体的に対応するための信頼できるベースを与える。

IUFはILOにこのような独立調査を依頼した。アトランタにおける2月28日のIUFとコカコーラ会議の合意に従い、コカコーラも同様に行動すると理解している。