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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


クラフト労組代表、第1回グローバル会議を開催、行動計画を定める。

Posted to the IUF website 14-Feb-2006





クラフトの『持続可能な成長』イニシアチブは会社や従業員のために機能していないかもしれないという結論が、世界のクラフト組合代表の第1回グローバル会議で出された。

IUFの主催で、北米、欧州、中南米、アジア、アフリカのクラフト労働者の代表がニューヨークに集まり、2月9−11日に会議を開いた。3日間の会議に代表で出席した労組は世界のほとんどのクラフト組織労働者を代表する。

参加労組は、2004年に続き先週に発表された会社のリストラ策に関して情報を分かち合い、クラフトの概況および経費削減計画による労働者と製品の質への影響について検討した。組合代表からの報告で、クラフトは新製品の開発を行わず、またブランド製品の価値の確保を行わずに、経費削減にのみ焦点をあてていることに懸念が表明された。

また、労働者代表は、クラフトの人材政策とその慣行に対し懸念を表明した。クラフトは計画を経済アナリストと経済紙には比較的協力して情報を提供するが、労働者と組合に対するコミュニケーションの透明性が欠けてきている。工場閉鎖とリストラ策の影響に関する情報は、都合よく公表が控えられる。外部の業者により製造されるクラフト製品の品質とその労働基準に対するクラフト社の責任と組合代表に関する立場も懸念材料である。

各組合はクラフトにおける自分たちのグローバルイニシアチブを追及することに合意した。IUFのリーダーシップの下でクラフト作業グループの中に組合ネットワークを正式に作る。小さなコンタクトグループが、クラフトの上級グローバル経営者に連絡を取り、労働者の懸念を伝え、話し合い、これを作業グループに報告するよう委任された。

「今から、我々組合は、クラフトの利潤を生み出す労働者が、クラフトの将来の一部となり、真の成長と会社の資産向上から利益を得ることを確実するように共に活動をおこなう」。とIUF書記長ロン・オズワルドは語った。