イラン政府がテヘランのバス労働者を攻撃、数百名が拘留される。

08-Feb-2006





何百名ものテヘランバスの労働者と運転手は、1月28日のストライキでイラン当局の厳しい取締りに会い、刑務所に拘留されている。運転手らは、組合リーダー、マンスール・オサヌルの逮捕に抗議し、またテヘラン＆近郊バス会社組合の承認を求めてストライキを行った。

オサヌルは12月22日に自宅で逮捕された。告訴も弁護士の面会も行われていない。1月24日に組合は要求支援のために1月28日のストライキを呼びかけた。1月26日に保安官吏が6名の組合幹部を逮捕した。そしてストライキの前夜、当局が組合指導者と組合員の大量逮捕を行った。交替勤務が終わったところを逮捕された者もいた。他の組合員は自宅で逮捕された。その中には妻や子供までもが逮捕されたり、殴打された者もいる。

さらに何百名もがストライキ当日の1月28日に逮捕され、悪名高いエヴィン刑務所に収監された。アムネスティ・インターナショナルによると労働者は繰り返し、殴打され、脅かしをうけ、仕事に戻り組合とストライキを非難する文書に署名することを強制されている。今までに約50名が文書に署名し、釈放された模様である。準軍事的組織Basijは、スト破りとして会社に雇われ、繰り返し労働者への暴力行為に加わった。500名の労働者はいまだに拘留され、弁護士や家族との面会を拒否されている。

レーバースタートからイラン政府に刑務所に収監されたストライキ参加者と組合幹部の即時釈放を求めるメッセージを送るにはここをクリック。