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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


津波災害最新情報 インドネシア IUFボランティア、アチェに向かう

Posted to the IUF website 10-Jan-2005





IUFボランティアチームは、インドネシア、アチェ州の農業・農園労働者とその組合、ならびに地域社会のニーズを評価するために同州のラングサ市に向かっている。このチームはIUFインドネシア情報担当、IUF代表、医師、看護婦、エンジニア、食品飲料技術者、運転手を含むホテル労組および砂糖部門労組の組合員と組合役員で構成される。彼らは、共同で緊急救済活動、援助活動の有無また再建に関する状況評価を行う。

IUFチームは、被害にあった農業・農園労働者が自分たち特有のニーズと要求を説明し、再建過程に積極的に加わっていくために必要とされる組織能力の再構築を援助するために、彼らと緊密に活動を行っていく。組合能力の構築は、災害地の労働者や地域社会のためのIUF連帯の重要な要素であり、住宅、医療、雇用創出に対する労働者の権利、また緊急救済活動および再建活動に公正で適正な権利を確実にする上で、欠かせない要素である。

状況把握および長期ニーズ確認に加えて、ボランティアチームは、津波被害者に実践的でかつ即時の援助を行えるように構成されている。IUFインドネシア事務所が地震と津波の直後にアチェの状況を把握するために派遣したIUF代表は、直接の被害を被らなかったラングサを本拠地としている。彼は、農園労働者の状況に関する第一弾の情報収集を終えたが、いまでも通信が難しい。第一次ボランティアチームがラングサに到着した時に全面的な報告を行えることを期待している。

報告によると軍の道路封鎖が、住居を失った人々とボランティア団体の動きを
妨害し、このために救済活動が難航しているということだ。