IUF logo; clicking here returns you to the home page.
IUF
Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


組合指導者殺害後、イラク労働者にIUFの連帯を

Posted to the IUF website 07-Jan-2005





イラク労働運動指導者、イラク労働組合連合(IFTU)国際局長ハディ・サリ氏が1月4日にバクダットの自宅で殺害された。犯人は、サリを絞殺する前にに拷問を加えていた。元印刷工のサリは、1969年に労働組合活動を理由に逮捕され、死刑を宣告された。5年間の監獄刑を勤めた。死刑宣告が減刑された時、スウェーデンに亡命し、2003年にイラクに戻っていた。最近イラクで殺害された労働組合活動家は、サリだけにとどまらない。交通労働者と教員労組の組合員が、誘拐された上、殺害された。交通通信労組バクダット事務所は、11月26日のモルタル攻撃の標的にされた。

サリ氏殺害を聞いて、IUFは以下のメッセージをIFTUに送った。

125カ国の354労組を組織するIUFの全組合員を代表し、ITF国際局長ハディ・サリ氏のご家族、ご友人、同僚の方々に哀悼の意をお送りいたします。同氏殺害に対する義憤の念を、言葉にすることは困難きわまることです。誰が犯人かは、まだわからず、またこれを行ったと宣言する集団もありませんが、事実が雄弁に語っています。これは、イラクの労働者の権利を擁護する者を恐怖に陥れるために行われたのです。殺害者は、労働運動がその上に建ち、また今後も依存していくあらゆる価値、信条、原則に反対しています。従ってこれはいたるところの労働者に対して行われた事であり、そのために、IUFはイラクで現在また将来にわたって、労働者の基本的権利が法律上保証され、活発に保護されることを確実にするために可能な限りの手段を用いてあらゆる行動を起こします。

敬具
書記長
ロン・オズワルド