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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


津波災害最新情報 タイ 避難所や援助なしのビルマ移民労働者・労働者省による雇用状況報告

Posted to the IUF website 07-Jan-2005





ビルマ人権教育機関(HREIB)の情報によると、タイのビルマ移民労働者の状況は、12月26日以降、特に難しくなってきている。何千ものビザを持たないビルマ人が、観光業、レストラン、観光関連の建設業で働いていた。現地調査をもとに、ラノングとプーケットのリゾート地域で500名の移民労働者が死亡し、2500名が行方不明であると、HREIBは報告している。これらの労働者は、緊急援助を受けることができない。タイの情報筋によると1000名のビザを持つビルマ労働者がビルマに戻ろうとし、ロナングに着いたが、ビルマ当局はもっと北から国に入れと彼らに告げ、国境を越えビルマに入ることを拒否した。

ビルマの軍事独裁政権は、国内に長い沿岸地帯があるにもかかわらず、公式には90名の死亡と17村の破壊を認めたのみである。死亡と破損を全面的にもみ消そうとしていることが広く疑われている。

1月4日、タイの労働省は、南部の州、プーケット、パングンガ、クラビ、ラノングで、労働者302名が死亡し、357名が負傷、438名が行方不明であると発表した。失業者の数は2万名である。労働省は、津波の結果失業した労働者に、2000バーツ(約51米ドル)の1回限りの補償金を出すと語った。これは1回限りの補償であり、労働省が観光業の正常化を宣言した時に、終了するために問題が残る。