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韓国コカコーラ労組、臨時労働者に常用の身分を勝ち取る

Posted to the IUF website 03-Dec-2004





2004年7月に行われたコカコーラ韓国ボトリングカンパニー(CCKBC−コカコーラ・アマティルの1ユニット)との団体交渉において、CCKBC労組は、臨時雇用化に対する幅広いの組合闘争の一環として、臨時労働者に常用雇用を勝ち取った。

KCTUの韓国化学繊維労連(KCTF)の加盟労組CCKBC労組委員長Jun Guy Kangは、KCTUの全加盟組合が、職場の非正規労働者の正規化の団体交渉提案に含まれることになったと報告した。(すなわち、臨時、下請け労働者をはじめとする非正規労働者の常用身分を確保する)

2004年7月20日に調印した労働協約の附則協約で、非正規労働者に関する箇条は、以下の通り。

会社は直接雇用を行うために最善の努力を払い、段階的に非正規従業員を正規化するべきである。

CCKBC労組は、CCKBCに使われる55名の下請け労働者の常用身分を勝ち取った。協約締結時の7月に12名の労働者が正規の身分を即座に獲得し、2004年9月には、他の43名が正規の身分を獲得した。

その結果、光州市のコカコーラ労組は、類似の労働協約を締結することができ、KCTU−KCTU連合に加盟することを決めた。

このために韓国の3つのコカコーラ労組は一つの連合の下、一つの労働協約の下に集約された。非正規雇用を排除し、臨時・下請け労働者の常用雇用を勝ち取るために今後も続けられる闘いの準備をしている。

2004年11月、スリランカのIUF加盟労組、CMUが、ビヤガマ飲料工場でコカコーラ・ビバレッジと新しい労働協約を調印し、今後2年間で臨時雇用の従業員を常用雇用にする権利を勝ち取った。