アルゼンチン労組、ホテル・フードサービスの未申告労働に行動を

Posted to the IUF website 19-Nov-2005





IUF加盟のアルゼンチン観光・ホテル・サービス労組（UTHGRA）がホテル・フードサービス部門の大規模な未申告労働に対して全国行動を開始した。政府統計によると、本部門の労働者の約４０％が正式登録されていない。そのために健康保険や年金給付が受けられない。組合指導者、ノルベルト・ラトレは、「使用者が、使う回避手段のひとつは、実際に労働者が12時間、場合によっては14時間も働いていても、給料支払簿には1日4時間としてつけることだ。使用者はこの部門の状況を利用して、チップを想定し、陰で差額を支払っている」。本部門は好調に回復しているが、非合法の未申告労働のために、賃金が低く抑えられたままである。

政府と民間使用者の広範囲の対話が行われたが、未申告労働の登録に関して進展がない。そして、組合は、報道機関を通じてのキャンペーン、地域限定型のスト、全国ストまで一連の行動をエスカレートさせていく計画である。

11月10－11日にジュネーブで開催したIUF三役会は、未申告労働を終了させるための、そして接客部門の公正な賃金交渉を求めるUTHGRAのキャンペーンに全面的支援を表明した。

このキャンペーンに関する詳細は、 IUF ラテンアメリカホームページ にあり、 "adhiere a la campa"のアイコンをクリックするとキャンペーンページにアクセスし、連帯メッセージが送付できる。