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フィリピンネスレ労組指導者、殺害される。政府に緊急の行動を要請する

27-Sep-2005





ラグナ、カブヤオにあるフィリピン最大のネスレ工場の労組指導者が殺害された事件に全面的な調査を行うようIUFはフィリピン政府に要請した。9月22日にディスダド・フォチューナは工場のピケから自宅に戻る途中で何者かによって射殺された。

退職手当を団体交渉の案件に加えることを経営側が拒否したために、IUF非加盟の組合は2002年1月からストライキを行っていた。全国労使委員会、高等裁判所、最高裁判所これら全てが組合は労働協約に退職手当を含ませる権利があると追認した。経営側がロックアウトを宣言して以来、工場は常用雇用された代わりの労働者で操業されてきた。

IUFはフィリピン大統領および労働大臣あてにこの殺害に対する我々の懸念を表明し、この犯罪に迅速で透明な調査を行うよう要請する書簡を送った。我々はまた、年金問題の交渉を行う組合の権利を支持する法律上の裁定を基礎としてこの対立を交渉で終了させるよう政府が行動を取らなければならないと強調した。IUF加盟のフィリピンネスレ労組協議会は、スイスのネスレ本社に対し書簡を送った。この中で、彼らは、世界のネスレ労働者が基本的な権利と考えている退職手当に関してフィリピンの労働者が団体交渉を通じて交渉を求めていることが争議になっていることを会社に思い起こさせた。国連グローバルコンパクトに入っているネスレ社が、本当にフィリピンの自社従業員の権利を否定できるだろうか?IUFはまたネスレ社とも連絡を取り、この長期に渡る対立を解決するべく行動を取ることを要請した。

フィリピン政府はこの犯罪を調査し、犯人を処罰するために今や行動をとるべきだ。これに失敗すれば、反組合の暴力が珍しくない国で、労働者や組合に対する直接攻撃をさらに奨励することになるだろう。

労働大臣に対しメッセージを送ることで、政府に対する圧力を増すことができます。ここをクリック . メッセージの写しは自動的にIUFに送られます。

あなたの支援と連帯に感謝します。