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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


SABミラー、ノンユニオンのコロンビアのビール工場をつまみあげ

Posted to the IUF website 17-Aug-2005





1980年代および1990年代初頭、IUFとその多くの加盟組合は、コロンビア最大手の企業のひとつ、バヴァリア・ビヴァレッジ・カンパニーに強力な組合を結成する闘いに国際支援を提供した。ビールの多国籍企業SABミラーが最近この会社の支配的持分の株式を購入した。

この組合は、現在コロンビアのIUF代表を務めるルイス・ペドラサの指導の下で何千名の組合員を擁する相当強力な組合に成長した。組合は、粘り強い組織化と必要な場合は会社と対立してその力を築き上げた。こういった対立の中に、1991年3月、相当な国際支援を得てストライキが成功し、コロンビアの民間部門ではじめて全国労働協約が結ばれた事もある。

このストライキは会社全体で大きな支援を得て、35日間続いた。全国協約締結の進展があったが、組合はエクアドルのバヴァリア工場の争議が収まるまでは労働者を仕事に戻すことを拒否した。ぺドラサの指導の下で、SINALTRABAVARIAの仕事に戻る条件を主張したことで、コロンビアと同様にエクアドルでも勝利を生み、両国の組合の力となった。ここに連帯のグローバル化が良く話される今日の重要な教訓がある。

この組合の力から生まれた労働協約は組合活動の時間の権利得たことでこれは前代未聞である。これがSINALTRABAVARIAのIUF国際活動の参加を広げ、特に当時本労組が重要な役割を果たした国際ビール労組の活動に加わったことだ。

1996年以来、SINALTRABAVARIAのリーダーシップの変更が深刻な衰退を招き、今日の組合員は労働協約の権利にカバーされるフルタイムの組合活動休暇を得ている組合役員で、実質30−40名の全国執行委員のみである。SABミラーが買収した会社の工場の中は実質ノンユニオンで、ほんの10年前のバヴァリアの組合の力と対比すると悲劇的な進展である。