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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


ゲートグルメ、ヒースロー空港で800名の労働者を容赦なく解雇

Posted to the IUF website 12-Aug-2005





8月10日水曜日、航空ケータリング会社ゲートグルメが約800名の労働者を解雇した。会社が『共に働けない』とする従業員と組合に対する極端な会社によるいじめから起こったものである。

交通一般労組(T&G)は、ゲートグルメのヒースロー空港における大幅な営業損失に対処するために2月から同社と交渉を行ってきた。6月に救済措置の方策が提示されたが、この経費削減方策から経営者が外されていることがわかった時に、労働者はこの方策を拒否した。T&Gは会社および他の関係者と解決策を探そうと努力してきた。

8月になって、ゲートグルメは、常用職員が首にされるのをおそれながら働いている時に、120名の臨時労働者は雇う意思を発表した。会社は話し合いの要請を無視して、水曜日に臨時労働者を雇い入れた。組合代表が経営者と話をしている間、会合に備えて社員食堂に集まった職員は、職場に戻らなければ解雇すると言われた。そして、後の交替勤務につこうとした職員は解雇を告げられた。病欠していたものや休暇をとっていたものにも後から解雇の通知が行った。

IUFと国際運輸労連 (ITF)は、航空ケータリング労働者を組織する加盟労組にこの危機的状況を伝えた。アメリカ、ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、オランダ、オーストリア、スペイン、フランス、トルコ、オーストラリアの組合から支援を提供するする旨の回答があった。ヒースロー空港のゲートグルメの操業が止まったために会社は機内食を提供するために他の方法を探している。このうちのひとつがバック・ケータリングと呼ばれるもので帰国便へ機内食を搬入することだ。

IUFとITFは加盟組合にすでにこの警告を行い、この方法を防ぐためにできる限り積極的な支援を提供するように要請した。いくつかの空港では他のケータリング会社にゲートグルメの契約用の機内食を提供するようにコンタクトされてた。ノルウェーとデンマークのLSFスカイシェフ労働者は、ゲートグルメが行うはずのロンドン、ヒースロー空港付き航空機に機内食を搬入することを拒否した。

T&Gは解雇労働者の即時職場復帰を求め、即座に建設的な対話を行うことを経営側に要請している。IUFとその加盟組合はヒースロー空港のゲートグルメ労働者とT&Gと連帯し、反対派をつぶすために悪意に満ちた攻撃において、労働者とその組合に対して使われた圧制的なやり口を非難する。

おそらく数日中にIUFとITFが同社に対する国際的な行動を始めるだろう。