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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


ペプシコのダノン買収のささやきの中、IUFぺプシコCEO宛に公開状

Posted to the IUF website 21-Jul-2005





経済紙がペプシコのダノン買収の可能性を憶測しているが、IUFは、ペプシコCEO宛の書簡でこのような取引に反対の行動を起こすと明言した。この書簡ではペプシコとダノンの労働者の権利に関して矛盾する過去の記録に基づきその理由を延べている。

書簡の日本語訳は以下の通り。

宛先
PepsiCo
会長兼最高経営責任者
Steven S. Reinemund
Fax:+19142532070

2005年7月18日付け

ペプシコのダノン買収の憶測に関して

IUFも他の多くの人々と同様に、ペプシコの一部門がフランス企業ダノンを買収か、という経済紙報道に注目しています。

世界の大多数のダノン労働者を代表するIUF加盟の60を超える組織を代表して深く懸念します。これらの組合を代表し、また共同で、IUFはペプシコの一部門のダノン買収の動きに反対するためにあらゆる可能な手段を積極的に駆使していくつもりです。

買収に反対するのは、2つの企業の人事および労使関係政策に明確な違いがあるからです。ダノンは従業員の権利を全面的に尊重し、ダノンが操業するところではどこでも独立で民主的な労働組合を通じてこれらの従業員の権利が代表されることを尊重する企業として世界的に知られています。あらゆるレベルで労働組合と意味のある実を結ぶ話し合いを行おうとする態度、またこれらの組合と拘束力のある協定の締結、そうしたことからダノンは極少数の企業しか近づけない企業社会行動のモデル企業となりました。ダノンのこの分野における政策は、残念ながら御社の政策とは、はっきり異なっています。

こうしたことから、我々のダノンの組合員は、ペプシコに売却されれば個人や集団の利益、そして同様に家族や地域社会の利益に本質的に害となり、相当数の雇用が失われるのではないかととても心配しています。当然彼らは自分たちの利益を守るために立ち上がります。

世界の組合員は、フランスの加盟労組およびフランスの市民社会団代と共にぺプシコの一部門のダノン買収の動きに反対して立ち上がります。そしてできるだけ広範囲に一般の人々に我々が反対する理由を明らかにさせていくつもりです。

敬具

書記長 ロン・オズワルド


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