香港コカコーラ労組、労働者に常用の身分を勝ち取る

Posted to the IUF website 19-Jul-2005





ＩＵＦ加盟のスワイヤービバレッジ労組は香港スワイヤーコカコーラ社の350名の労働者を代表しているが、最近130名の臨時労働者に常用の身分を勝ち取った。

5年間に渡り、臨時雇用に対する闘争を行い、臨時労働者の規制を要求した後に、昨年、組合キャンペーンは力をつけた。半年以上に渡り、組合は一連の会議、陳情、シャティン地区スワイヤーコカコーラ工場で働く非常用労働者４００名の９０％の署名を集める運動を行った。生産現場だけでも600名の労働者のうち約半数が非常用労働者である。重要な組合戦略は、非常用労働者の組織化であり、経営者との交渉において彼らを組合費支払いメンバーとして代表することだ。

2005年の年間賃上げ交渉の下準備で、組合は臨時雇用を減らす組合の決意を表明するために工場外で組合員会議を開き、スワイヤコカコーラ社人事部に正式申し入れを陳情書と共に出した。経営側はこれに対し、130名の労働者に正規身分を即刻与えることをふりだしに工場内の全臨時労働者の正規化を計るという約束をした。臨時労働者組織化の指導者の一人は、彼自身臨時雇い、4年以上正規身分を否定されてきた。今や彼は組合執行部の一員として全臨時労働者の正規化の闘いを率いていく。