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ポーランド、ペプシコ社のセクハラ事件

19-Jul-2005





ワルシャワ近郊のペプシコ社フリトレー工場の解雇あるいは強制退職させられた八名の女性たちはの事件は解決していない。

この犯罪を犯した者は刑務所に入っているが、被害者は職についておらず、ペプシコ社から収入も得ていない。裁判の進み方は遅遅としているが、新しい展開があった。

IUFとソリダリノスクは2005年6月22−23日にジャーナリストを含む北欧労組で構成される実情調査団を企画した。この調査の主な目的は女性関係者から直接に話を聞くためであった。調査団は被害者の決意が固いことを確認した。しかし、ポーランドの組合代表によると、この案件は労働裁判所で最長3年かかるという。この間、女性たちはフルタイムの固定した雇用を得ることが難しい。その結果、被害者は、深刻な財政的・心理的ストレスにさらされ続ける。

6月22日に国際自由労連(ICFTU)執行委員会はペプシコ社のこの件の処置の仕方を非難し、被害者の職場復帰に尽力するリダリノスク食品部会を支援する決議を採択した。

ペプシコ社は、告訴された監督者とマネージャーに法律援助を提供する一方、被害者の窮状を無視し続けている。会社はセクハラに対する政策実施を公言しているが、労働者もあるいは組合代表も誰一人としてペプシコの行動規範あるいはセクハラに関する政策文書を見たことも聞いたこともないことを調査団は確認した。

IUFは再度ペプシコに対し、被害者が容認できる解決策を探すために労働組合と即座に交渉を行うよう要請する書簡を出した。

ペプシコ社に英語でメッセージを送るにはここをクリック。この写しは自動的にポーランド労組、ポーランドの労働大臣、IUF書記局に送られる。

この件の進展についてまたお知らせする。