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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


ジャマイカ砂糖産業の安全衛生問題、死亡事故で明らかに

Posted to the IUF website 16-Jun-2005





ジャマイカ砂糖産業のIUF加盟労組は、一連の労災死亡事故の後、政府に対して安全衛生基準を向上させるようにキャンペーンを行っている。3月31日に、ロングポンド工場でサトウキビ刈り取り用ナイフが爆発し、金属片が飛び散った事故で機械工が死亡した。他に2名がこの事故で負傷した。4月21日には農園労働者がサイロのクリーニング中に30トンの砂糖の下敷きになり死亡した。報告によるとこの両方の場合とも安全衛生手順が守られていなかった。

6月5日に、マニムスク砂糖農園で漏電の火事が起こり3名の労働者とその家族2名が自宅で死亡した。

ジャマイカ砂糖・バナナ産業における安全衛生とジェンダー均等に関するIUF会議がブスタマンテ産業労組(BITU)と大学関連労組(UAWU)とともにキングストンで5月16−18日まで開催された。会議では政府に対し4月21日と3月31日に起こった労災死亡事故の調査を正式に要請し、これを是正する手段を取るように求めた。会議の第2決議は政府に農業の安全衛生に関するILO184条約の緊急批准と、職場の安全衛生に関する国内規制の通過を求めるものだった。ジャマイカの全ての砂糖農園とふたつの大バナナ農園の代議員が会議に参加した。