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ジャカルタ・ソフィテルの組合つぶしをストップ!

08-Jun-2005





IUFはインドネシア、ジャカルタのグラン・マハカム・ソフィテルホテルにおける組合つぶしに対する闘争に国際支援を提供している。同ホテルで未組織の労働者がSPM(独立労組)グラン・マハカム・ソフィテルを2003年10月に結成し、IUF加盟労組であるホテル観光労連FSPMに加盟した。FSPMはアジア太平洋地域で最大のHRCT(ホテル・レストラン・ケータリング・観光)労組である。

今年初め、同労組が労働協約交渉の開始を求めた。これに対し、極めて反組合的な人事部長が率いるホテル経営側は、典型的な組合つぶしキャンペーンで応えた。組合の会長、副会長、書記に対し、組合をやめれば昇進させるという賄賂を繰り返し使おうとした。こういった試みが失敗すると経営者は、緊急に結成された従業員会に労働者全員が参加することを要請した。現行(あるいはその他)の労組の組合員はこの従業員会に入会できない。『グラン・マハカムホテル従業員会』はジャカルタ人材省に労働組合組織として登録された。ソフィテル経営者は少数の経営職員しか代表しないまやかしの組合を作り上げて、そのために労働者の組合を認知し、交渉する義務がないので満足である。

このホテルは世界最大の多国籍ホテル企業、アコーが地元のオーナーにチェーンの営業権を与えている。IUFは、アコー本社人事部長と連絡を取り、アコーブランドを掲げる全てのホテルで労働組合権が尊重されることを確実すると誓約するIUFとアコーグループの間で1995年に調印された労働組合権に関する国際協約に基づく義務を会社に念を押した。しかし、アコーはホテルの経営変更をオーナーに説得することも現在の経営者に御用組合の職員協会の指示を取り下げるよう説き伏せることも失敗した。そして今やアコーは、アコーブランドとして営業を行う事を許可するグラン・マハカムとの経営契約を終了させる意図であるとオーナーに通告した。

このためグラン・マハカムのブランドネームの将来は定かではないが、組合はホテルのブランドネームに係わらず、組合の権利を求めて闘争を続ける。彼らは反組合キャンペーンに対し精力的に闘い、国際支援を必要としている。そのため、ホテルオーナーと支配人に抗議メッセージを緊急に送っていただきたい。ジャカルタ・ソフィテルの従業員を代表する合法的な組合SPMグラン・マハカム・ソフィテルに対する反組合キャンペーンを止めるように、従業員会への全ての支援を止め、SPMと直ちに労働協約を誠実に交渉するように告げていただきたい。この写しは自動的にアコー本社人事部長、加盟労組FSPM、IUF書記局に送られる。

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