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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


ポルトガル労組、農村の雇用を守る包括的な措置を求める

Posted to the IUF website 06-Jun-2005





IUFのポルトガル農業・食品・林業加盟労組、SETTAはポルトガルの長引く旱魃で脅かされる農村の雇用と社会保障を守るための包括的措置を導入するように政府に呼びかけた。同労組は、地下水および貯蔵水の深刻な涸渇の結果、農業・食品産業・林業の約5万の雇用が既に脅かされているか、まだならばそうなるのは時間の問題だと推定している。緊急執行委員会で、SETAA執行部は、旱魃で被害を受けた農家の国家援助を支持し、またこの部門のほとんどの雇用が季節労働であるために使用者が雇用や社会保障支援措置を攻撃しやすく、労働者が被害を受けやすいことに留意した。使用者は、SETAAの恒常的な要求と警告にもかかわらず、季節労働ということを利用して、労働日数に応じた法律で規定された社会保障負担をせずに、労働条件を緩和して特権を得ている。

同労組は以下を初めとする包括的な措置を実施するように政府と使用者に求める。

� 国家あるいは地域の旱魃関連援助を受ける農場に雇われている労働者の解雇を防ぐ緊急法令
� 当該援助の最低45%を農村の雇用を守る措置に使用することを義務化
� 旱魃で失業した季節労働者の職業訓練の緊急プログラム作成する
� 今回および将来の旱魃における雇用確保の恒常的措置を開発するために関連経営者団体と全国交渉をおこなう
� ポルトガルの農業人口の90%にあたる季節労働者に十分な失業手当、その他手当てを確保するための政府の活動

SETAAの声明とプログラムの全文は ここをクリック