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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


長期の闘いの末、韓国ゴルフ場の労働者に勝利

Posted to the IUF website 26-Apr-2005





そのほとんどが女性である2万名のキャディを雇用する韓国のゴルフ場が、労働組合権に関する大きな闘いの場となった。2003年にIUFは、韓国女性労組の国営88カントリークラブとの労働協約更新のための手ごわいが勝利に終わった闘いに国際的な支援を送った。4月16日、IUF加盟の韓国民間サービス労組(KFSU)の組合員は民間所有のハンウォン・カントリークラブと労働協約を締結し、283日間にわたる激しい闘いを終結した。

この闘争は昨年、経営者が一方的に41名の女性キャディの仕事を下請けに移し、非定期雇用の導入に関しては会社が交渉を行う義務を負う現行の労働協約(ハンウォンカントリークラブ全労働者を網羅する)に明らかに違反した時に始まった。労働組合は経営者のプランに抵抗した、そしてその結果、管理職は会社のまわしものの暴力団に労働者を攻撃させた。8月21日に組合が平和なデモを行ったこに対し、警察機動隊が暴力をふるい、このために会社は個別の従業員に対し、警察がゴルフコースの芝をふみつけ台無しにした賠償を求めて提訴していた。



暴力や、組合指導者の拘留と投獄、37名のキャディの解雇、カントリークラブの常用労働者の解雇と停職などにもかかわらず、組合は屈しなかった。組合はソウルのハンウォンコーポレーションの前で39日間の座り込み、ハンガーストライキ、4月15日に管理職が最後に交渉に合意した時これを監視するためにテントを張り、他の労組の500名の組合員が参加したハンウォン・カントリークラブの占拠を行い、これを闘った。



500名の他の労組からの支援者が、交渉の間、テントを張り占拠に加わり、ハンウォン・カントリークラブの労働者に連帯を表明した。旗は、地域のKCTU(ナショナルセンター)と金属労働者組織のものである。臨時雇用に流れる傾向を止め、元に戻すことが韓国労働運動の主要な目標である。

IUFは韓国政府と経営者に対し組合を支援するメッセージを送った。IUF執行委員会がジュネーブで4月13−14日に開催され、IUF組合員のハンウォン労働者の闘争の全面的支援を表明した。

4月16日早朝、組合はカントリークラブの経営と協約を締結した。協約には以下の内容を含む。経営は、組合員に辞職を強制せず、事前の合意なく雇用形態を変更しないことにコミットする。全解雇労働者を全面的に職場復帰させる。一方的に解雇された労働者へ財政賠償を行い、労組に対する告訴を取り下げ、会社は会社が煽動した暴力の結果生じた労働者の病院医療費を支払う。

IUF執行委員会で、ユセオン・ホテル・リベラの労働組合権に関する長期化するKFSUの闘いにも全面的支援が表明された。