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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


IUF、アメリカ大陸で最大のコカコーラ・FEMSA会議主催

Posted to the IUF website 27-Jul-2004





6月24−26日にメキシコ市で開かれたIUF主催アメリカ大陸コカコーラ労働者会議に13カ国から30名の組合代表が参加した。

参加組合は中南米と北米の約5万名のコカコーラ労働者を代表するものである。代議員はこの地域全体における労働組合権の擁護方法を討議し、流通および販売の下請け化、安全衛生、コークボトラーとの困難な交渉において団体交渉の条項を保持する問題などを提起した。

参加者は、コカコーラシステム経営は、アメリカ大陸全体で同じ言葉で話し、同じような方法を使用しているが、組合は歴史上、文化上、言語上の困難な障害に直面していることに気がついた。参加者は、それぞれの会議に代議員を送り合い、電子的方法のコミュニケーションを利用することで、こういった障害を乗り越えようとした。全員がアメリカ大陸全体の飲料部門における共通組合戦略と闘争の策定を目的とした。

コロンビアの労組は、最近の団体交渉の経験を他の参加者に話した。特にFEMSAのパナマコ買収により、281名の雇用がおびかやされたFEMSAコカコーラのリストラ過程について話した。IUFの加盟組合による連帯活動がウラバ、カレパの小規模フランチャイズ・ボトリング工場の組合を支援し、組合権および近年勝ち取った団体交渉条項を守ることに成功した。(詳細はここをクリック)。IUF加盟組合であるバナナ労組SINTRAINAGROからのこの工場労組に対する現地の支援もまたこの重要な勝利に欠かせないものであった。

会議では、他国でリストラから生じる雇用喪失に直面するIUF加盟組合を援助する戦略が討議された。これにはホンジュラスとペルーにおける現在の闘争とガテマラの30名のペプシ労働者の21ヶ月に渡る闘争に対する支援も含まれていた。代議員は、ペプシコへの共通抗議文に署名し、この問題を地元のペプシボトラーに提起することを合意した。 (詳細はここをクリック)

会議で合意された他の将来の活動戦略には、それぞれの会議にオブザーバーを交換すること、団体交渉情報、言語、ベストプラクティスの交換による中南米と北米の飲料部門組合をまとめるように活動することも入れられた。