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ロシアのネスレ労組、経営者の介入に対して闘争を強化

21-Jul-2004





IUF加盟組合のティマスベスク・ネスレ労組は組合を管理しようとする経営者の試みを組織を強化して阻止した。労組議長アナトリィ・シュルガが、労働組合活動のために解雇された(安全でない労働条件から起こった小さな職場の事故を理由に)後、経営者は組合員が彼のために集会を行うことを阻もうとした。. (詳細はここをクリック)

当時ほとんどの労働者が臨時契約でしかなかったにもかかわらず、経営側の組合活動介入に勇敢に抵抗した。世界中の組合からの連帯と抗議のメッセージに力づけられて、実際、ティマスベスク・ネスレ労組の組合員は増加した。

7月15日に470名の現在の組合員を代表し、47名の代議員が組合大会に集まった。労働者代議員は、いまだに不満足な職場の安全性の状況、不適当な残業支払い、会社の警備職員の侮辱的な態度などを討議した。代議員は、経営側が労働組合活動の介入を続け、組合を脱退するように圧力をかけ続けていることを指摘した。



大会で、職場における組合強化のために会社の各部門に職場委員会を設置すること決定した。7名の労働者が工場労組委員会の結成のために選ばれた。

大会では以下の決議が採択された。

我々、OAO Khadoprodukt大会の代議員および参加者は、議長アナトリィ・シュルガの解雇に対し、また、労組脱退の圧力をかけようとする会社の代表の行動に対し抗議を表明する。ロシアの法律の数多くの違反、短期労働契約、ブラックリストの慣行に抗議を行う。我々のアナトリィ・シュルガへの信頼を表明し、彼を満場一致で次期議長に選出する。アナトリィ・シュルガに関し、公正にするように、労働組合の活動のために普通の状況にするようにネスレ経営側に要請する。

今、行動を!


ネスレ経営側は、未だにアナトリィ・シュルガの職場復帰を拒否している。安全監査官が事故は安全でない状況に起因すると結論づけても、裁判所から彼を職場復帰させる最終判決が出ていない。このためネスレに引き続き抗議文を送っていただきたい。
ネスレ最高経営責任者へ抗議文を送るにはここをクリック
貴殿の抗議文の写しは、ティマスベスクの現地のネスレ経営者、IUF書記局、IUFモスクワ事務所に自動的に送られる。そしてモスクワ事務所が、ティマスベスクのネスレ労組に貴殿の支援を伝える。

貴殿の連帯と支援に感謝する。