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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


開発途上国の負債帳消しの行動要請

Posted to the IUF website 14-Jul-2004





IUFは、その意思決定機関および刊行物を通じて、開発途上国を押しつぶしている累積外国負債の帳消しを何年にも渡ってよびかけてきた。最近、負債帳消しのキャンペーンが一般の人々の頭からすべり落ちがちである(とはいえ支払い負担は今日最も重くなっている)一方で、経済専門家ジェフリー・ザックス(おそらく構造調整プログラムのショック療法提案者として一番良く知られている。現在は国連事務総長の経済アドバイザーを務める。)は、アフリカ諸国に、負債が帳消しにされなければ一方的に行動を取るように呼びかけている。

ザックスは、エチオピアのアフリカ連合サミットの前夜にスピーチを行い、債権国が負債を帳消しにしなければ、アフリカ諸国は、これを一方的に帳消しにするべきだと語った。「この猿芝居を終わらせる時が来た。負債は負担しきれるものではない。彼らが負債を帳消しにしなければ、私が反則の妨害行為を提案しよう。あなたが自分でやることだ。」

ザックスは、BBCに、「アフリカは、こう言うべきだ。どうもありがとう。けれど我々はこの金が今死にいく子供たちのニーズをまかなうために必要である。負債支払いを健康、教育、飲料、援助管理その他のニーズの緊急社会投資にあてる。」と語った。

BBCが報告したように、ザックスは支払いを行わない理由で、アフリカ諸国を国際資本市場から将来の借り入れを禁止することを否定した。現在、アフリカ諸国は負債支払いの負担のために国際資本市場から締め出されている。