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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


オーストラリア労組がカンボジアラッフルズ労働者に連帯を

Posted to the IUF website 28-Jun-2004



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6月25日に、オーストラリアのホテル労組を組織化するIUF加盟組合、LHMUがラッフルズ・シドニー・Swissotelの前で力強い抗議行動を行った。シドニーの主要なホテルの組合員が集会に参加し、「恥を知れ、ラッフルズ、恥を知れ!」とシュプレヒコールをした。カンボジアのラッフルズの乱暴な組合潰しを非難する1000枚のチラシが通行人に配布された。このデモは、カンボジア向けのクメール語ラジオ放送も含む地元・全国・国際チャネルのメディアに大々的に取り上げられた。

オーストラリアのホテル労組は、経営者がチップとサービス料金を徴収しながらこれを全額労働者に分配しなかったカンボジアホテル争議に始まった問題の対処に力をいれるようになってきている。LHMUは、この問題をホテル部門における最近の組織化の主要事項とした。カンボジアのサービスチャージの問題は、ラッフルズが仲裁に背を向け、300名の組合員を解雇し、組合事務所を荒らし、言いなりの御用組合を結成し、この組合とにせの「労働協約」を「交渉した」時に、基本的な労働組合権の闘いとなった。

LHMU副書記長マーク・ボイドは、シドニーSwissotel 支配人あての書簡で、「シンガポールにいる経営者に我々の懸念を伝え、労働者が解雇されたままでいる限り、ラッフルズ・Swissotelのホテルは我々の注目の的のままであることを伝えるよう」要請している。労働者はラッフルズがカンボジアの300名の解雇された組合員の再雇用を拒否するならば、またシドニーSwissotelに戻ってくることを誓った。


集会は、建設森林炭鉱エネルギー労組(CFMEU)の建設労働者の即興参加で強化された。

シドニーの抗議行動は、カンボジア観光サービス労連への連帯行動である。同様の組合行動が、ロンドン、バンコク、ロサンジェルスで行われた。ロサンジェルスでは、6月15日にホテルレストラン従業員労組(HERE)のロサンジェルス支部がビヴァリーヒルズのラッフルズ・レルミタージュでビラ配りを行った。今後も組合行動が予定されている。

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