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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


英国労組、カンボジアホテル労組連帯で行動を起こす

Posted to the IUF website 10-Jun-2004





6月8日、英国交通運輸労組と英国のナショナル・センターTUC国際局の役員と組合員のグループが、中央ロンドンにある高級ホテル、ラッフルズ・ホワードのゲストと通行人に向けてチラシを配った。チラシは、4月の1週間のストライキ後、カンボジアのふたつのラッフルズホテルのカンボジア観光サービス労連の組合員が違法解雇されたことを抗議したものである。このチラシにはまた、いかにラッフルズの経営者が、違法なペーパーユニオンを立ち上げ、この組織と「協約」を調印し、世界の経済紙報道陣に対し、対立が「解決した」と通知したかが記されていた。カンボジアホテル労働者とその組合の闘争を支援するために、英国の労働組合家は、ロンドンのホワードホテル経営者に「カンボジアの雇用慣行について自分たちはどう考えるかを告げる」訴えをおこなった。



カンボジアの同志の支援でチラシ配布の準備をする英国労働組合活動家。左から右へ:サイモン・ヌーン (T&G);ブライアン・レベル (T&G); メイリン・パワー (TUC); サム・ゲルネー(TUC); ジャック・クラーク (T&G).


英国の労組組合員は、マネージャーに会い、カンボジアのラッフルズ経営者に労働組合権の尊重を要請する書簡を手渡した。マネージャーは手紙を受け取ったが、争議は「解決した」と主張した。

この争議は解決していない。解決したというのは、シエム・リエップの組合事務所を略奪し、ラッフルズ労働者の代表としての組合の合法的な身分を証明する公式文書を破棄し、ふたつのホテルの合法的組合をすげ替えるふたつの御用組合を結成して以来、ラッフルズが取ってきた路線である。

支援行動は、世界のIUF加盟組合によって計画されている。