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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


ノルウェー・ビール会社のストライキが臨時雇用を厳しく制限する労働協約を生む

Posted to the IUF website 03-Jun-2004





ノールウェー食品労組が行った国内ビール会社の4日間のストライキ(5月18−21日)が派遣業者の臨時雇用労働者の使用を厳しく制限する労働協約を生んだ。

本労働協約は、休暇時および季節的な生産ピーク時、あるいは予想できない状況また通常になく高い従業員欠勤の際にのみ臨時雇用労働者を使用できると規定したものである。

臨時雇用を行いたい企業あるいは工場は、派遣業者にアプローチする前に、適正な組合代表とこの必要性および臨時雇用労働者の募集の期限および特定要件を討議することを要請される。経営者は、組合が派遣計画が協約の条件と合致するか確認できるように、その要求を組合代表に出来る限り早く提出しなければならない。

臨時派遣の前提条件となるのは、会社・工場・部門における適正数の常用従業員であり、適正なスタッフ配置の定義は通常の従業員の欠勤も含めるものである。

経営者とNNN(ノルウェー食品労組)は、この部門における質の高い雇用の必要性に合意しており、またソーシャル・ダンピングを避けるために臨時雇用労働者の賃金と労働条件の規制を行う重要性についても合意した。

IUFは、NNNの闘争における勝利を祝福する。これはノルウェーの全ての労働者にとってまた国際的にも重要なものである。