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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


ペプシコ、ポーランドの労組代議員に欧州労使協議会の席を拒否

Posted to the IUF website 17-May-2004





ペプシコ・ヨーロッパは、2004年5月26−27日にパリで開催された会社が支配する会議『ヨーロッパ従業員フォーラム』で3名の合法的なポーランド代表参加の門戸を閉ざした。

ペプシコのヨーロッパ従業員フォーラムは,1996年5月8日にダブリン・ホテルで組合代表が排除された問題の多い会議で結成された。当時、事務所とファーストフードレストランから都合良く選ばれた非組合の従業員にほとんどの席が割り当てられ、主に工場の組織化従業員に不利になった。

ペプシコ・ヨーロッパは、フォーラムを管理職の非組合従業員という自分に有利な人員構成にする一方で、合法な労働者代表の排除・少数化のためにあらゆる手段を使っている。労働組合に所属する代議員は、特に大きなスナック工場で、たくさんの工場労働者を代表するにもかかわらず、フォーラムでは少数派にとどまっている。

2000年3月、スペインの食品労連CC.OO.は同労連の選出された代表が、スペインの欧州労使協議会の法律に従い、スペインのペプシコ従業員代表による絶対多数でフォーラムに選ばれたにもかかわらず、フォーラムから排除されたことを抗議した。

2002年4月5日に採択された欧州労使協議会のポーランドの法律は、明らかに欧州労使協議会のメンバーは、会社の中の地元労組の代表によって選出されるべきと規定している。しかし、NSZZソリダルノスチからの3名の労組代表、Slawomir Zagrajekと Artur Dluzniewski と Slawomir Paziewskiは、5月26−27日のヨーロッパ従業員フォーラムには歓迎されないと言われた。

ソリダルノスチは、現在ポーランドの法律の下でペプシコに、現在の欺瞞的なフォーラムではなく、適正な欧州労使協議会でポーランドの労働者が代表される合法的な権利を認めさせるための法律手段を検討中である。EFFATならびにIUFはこの闘争を支援する。