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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


IUF加盟組合とコロンビアのコカコーラボトラー労働協約に調印、組合権の条項全面的に維持

Posted to the IUF website 19-Apr-2004





IUF加盟組合SICOとコカコーラ・フランチャイズ・ボトラーのBebidas y Alimentos de Urabaは何週間にもわたる長い交渉の後、ストライキ開始寸前に4月15日夜間、合意に達した。詳細な背景情報はここをクリック。

交渉は、会社が協約中の保護的条項を撤廃しようとした後で、労働権の問題で立ち往生していた。この変更は、もしそれが行われれば、工場の組合権を大きく制限することになるものだった。

最終的な協約では、会社はこの保護条項の撤廃要求を全面的に撤回した。これに加え、2年前に解雇された2名の組合代表のうちの一人の復職も含まれていた。(追加賠償が交渉されたもう一人は、他の職を見つけ、工場に戻り働くことを選択しなかった。)経済的な向上としては12%の賃上げとその他の財政手当てが含まれていた。

カレパ労働者とIUF加盟組合SICOを代表して、IUFはコロンビアのIUF加盟組合を含む全加盟組合およびカレパ・コカコーラ・ボトラー労働者と工場労組への支援要請に応えてくれた人々に感謝する。ラテンアメリカとそれ以外の地域のIUF加盟組合からのコカコーラへおよび現地フランチャイズ・ボトラーへの公正で正しい解決を求めるメッセージと抗議は、交渉中を通じての経営側の敵対的かつ反組合的立場を変えさせるのに重要な役割を果たした。

IUFラテンアメリカ地域は、カレパ労働者組合SICOの支援の多くを調整し、IUFは、アトランタのコカコーラカンパニーと直接の話し合い、国際的にこの問題を強制的に取り上げ、現地のフランチャイズ経営者に根本的にそのアプローチを変えるように説得する必要性を強調した。

この重要な達成の功は、究極にはカレパボトリング工場の組合員と組合の指導者にある。非常に困難な状況で彼らの権利を守る勇気と決意は、会社とコロンビア内外のIUF組合員に良く知られるところとなった。信頼できる現地行動および国際行動と支援のおそれに支えられ、彼らの決意は何週間もの深刻かつ焦点を絞った交渉で明らかであったが、いまや誇りにできる解決を生んだのである。