Ｔ＆Ｇ、英国ネスレの工場閉鎖計画に抗議

Posted to the IUF website 02-Apr-2004





英国交通一般労組（Ｔ＆Ｇ）は、ネスレ社のウィルトシャー州、スタヴァトンにある生デザート工場閉鎖の決定を、『単なる貪欲さ』による行為と非難した。スタヴァトン工場の閉鎖は、この工場が住人４００名の村に主要な雇用を提供しているために「この地域社会に破壊的な影響を与えるだろう。」とＴ＆Ｇナショナル・オルガナイザーのブライアン・レベルは語る。ネスレ経営側が、本工場は効率も良く、利益を上げていると確認したことに留意し、レベルは会社の既成事実および「他に解決策はないと主張することで意味のある協議を行わないこと」を非難した。

英国ネスレは３月半ばの本工場閉鎖発表に続き、ハリファックス工場で２７０名の雇用を削減する計画を通告した。Ｔ＆Ｇは、この工場閉鎖と雇用削減に対し、ＩＵＦおよびその欧州地域組織であるＥＦＦＡＴの支援を得て英国中で即時に行動を起こす固い決意である。