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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


国際人権デー、IUFと国際労組はコロンビア政府に刑事免責を止めるべきと進言

Posted to the IUF website 12-Dec-2003





12月10日国際人権デーを記念してIUFはICFTUおよび他のグローバルユニオン連合と共にコロンビア政府が同国で日常的に起こっている労働組合家の殺害を止めることに惨敗していることに焦点をあてた。コロンビアの労働組合指導者と組合員を殺害したものに適用される刑事免責を止めるための具体的な行動要請を強調するために、国際労組代表団はILOで開かれた『労働組合権と人権―コロンビアの殺害と刑事免責にストップを』と題された労組フォーラムに引き続き、ジュネーブのコロンビア代表部の代表と会った。組合代表団はIUF書記長ロン・オズワルド、同コミュニケーション部長ピーター・ロスマン、教育インターナショナル、IFBWW、PSI、 UNI、ICFTUの代表で構成された。

組合代表団は、労働組合活動家とその家族の生命と安全を保護し、組合員、組合指導者への暴力行為に関わる全ての者を告訴し、人権、民主権、労働組合権を尊重するための政府行動を要請するコロンビア大統領ウリベ氏宛の書簡を提出した。2002年に184名の労働組合家が殺害されており、この大半は公共部門であった。今年は今までに64名の労働組合家が殺害されている。しかし今日まで一件の逮捕も告訴も行われていない。労働組合家殺害者の刑事免責は、コロンビア政府をこの犯罪の共謀者にする、とオズワルドは代表部の代表に話した。ICFTUおよびグローバルユニオン連合は組合員をそれぞれの国内でまた国際的に動員し、市民の生命と安全を守り、基本的権利の尊重を確実にするという最も基本的義務をコロンビア政府に守らせるために圧力を増すと説明した。

コロンビアはIUFにとって主要なフォーカスであり続ける。ボゴダで11月28−29日にIUFラテンアメリカ地域委員会が開催された。同地域委員会は、ラテンアメリカ地域書記およびIUF書記長と共にコロンビアのIUF加盟組合、CUT指導者、主要な政治家、人権活動家に会った。IUF加盟組合とCUT指導者は、組織だった人権侵害を実証する全面的刑事免責を止めるための政府による具体的な行動を支援するということで一致した。IUF加盟組合およびCUTは職場レベルで組合を強化し、産業別の全国組合機構を進展、発展させ、結社の自由と団体交渉の尊重を確保するように努力するということでも一致した。

2004年前半、IUF副会長、会長、書記長から成る代表団がコロンビアの一般状況およびIUF部門の状況の評価を行うためにコロンビアを訪問する。安全問題と組合組織化を提唱する政策を更に発展させるために、代表団はIUFコロンビア加盟組合に加え、広範囲なコロンビア労働界の代表、社会人権活動家、政府代表と会う。