エイズ・グローバル・ユニオン・アクション

Posted to the IUF website 03-Dec-2003





２００２年の第２４回IUF世界総会でエイズとエイズ・ウィルスの破壊的影響に注目した。これは特にサハラ砂漠以南でこの病気は、何百万もの労働者とその家族を襲っている。この影響は特に農業部門において深刻である。１９８５年以来７００万の農業労働者がエイズのため死亡し、今後２０年間に１６００万人が死亡すると推定されている。

生活の中に弔鐘をもたらしただけでなく、この病気は、貧困の激増と食糧生産の大きな減退をもたらしている。

IUF世界総会では、『エイズの影響で非常に苦しんでいるのは農業部門ばかりでなく、ホテル・観光業の労働者も同様に深刻なリスクにさらされている。これを被っているのはアフリカ大陸だけでなくエイズおよびエイズ・ウィルスは世界的な危機である。』と強調した。

グローバルなエイズ危機における組合行動に関する政策決議は、加盟組合および書記局が政府および適当な国連機関と被害を受け易い部門の労働者を代表する組合にエイズ予防に関する情報と財源を確実にするために活動し、必須の薬品を地域に手ごろな価格で提供するキャンペーンを行い、訓練および予防手段を交渉し、労働協約における差別の無いことを確実にし、政府とともに全国的な有効な予防政策の実施のために活動することを要請している。

１２月１日、世界エイズデーに、国際労働運動は、労働界で組合行動を通じて、ウィルスの蔓延を撲滅するグローバル・エイズ・キャンペーンを立ち上げた。より詳細な情報は、キャンペーンをコーディネートするICFTUのホームページリンクで見ることができる。