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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


カルカッタのヒンダスタン・リバー工場でロックアウト終了

Posted to the IUF website 10-Nov-2003





2003年3月21日にインドのユニリバー子会社のヒンダスタン・リバーが、カルカッタのガーデン・リーチ・工場の労働者をロックアウトした。ヒンダスタン・リバー・スラミック・カルマチャリ議会労組が要求書を提出したが、最大の問題はヒンダスタン・リバー・契約労働者組合に代表される多くの契約労働者を解雇するという会社の計画であった。

IUFからの要請に応えて、世界の労組はロックアウトされたカルカッタ労組とその傘下組織である、ヒンダスタン・リバー従業員労組(当該組合の一部がIUFに加盟する全インドユニリバー労組協議会である)を支援してユニリバーに抗議の手紙を送った。

これらの抗議の手紙は全インドユニリバー労組協議会のメンバーである全インド・ブルック・ボンド従業員連合とヒンダスタン・リバー間の暗礁に乗り上げた交渉についても言及していた。9月8日、連合はこの争議に関して満足のいく 決着をつけることができた。

9月5日にはじまったガーデン・リーチ工場のロックアウトを終了させるために西ベンガル州政府が交渉を調停し、9月26日にロックアウト終結が合意された。9月17−18日にゴアで開かれた全インドユニリバー労組協議会代議員大会での決定は、西ベンガル州政府に訴え、ヒンダスタン・リバーがロックアウトを解除するよう百万名の署名を集めるというものであったが、これが会社に圧力をかける役目を果たした。

契約労働者の闘争を常用労働者を代表する組合が英雄的な連帯を表明し支援したにもかかわらず、同社は150名の契約労働者を解雇した。この契約労働者の中には同工場勤務15年の者もおり、他の就職先を見つけることは難しい。組合要求書の交渉が再開され、全インドユニリバー労組協議会はヒンダスタン・リバーにおける搾取的な契約労働制度の終結を目標に掲げた。

全インドユニリバー労組協議会書記長、フランクリン・ドゥスーザはIUFとIUFの加盟組合がこの苦しい6ヶ月におよぶ闘いでガーデン・リーチ労組を支援
したことに謝意を表明した。