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Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


スミス・フィールド労組、グローバルな連帯を訴える

Posted to the IUF website 03-Nov-2003





10月14−15日に3カ国のIUF加盟労組がパリに集い、スミス・フィールド労働者を組織化し代表するためのグローバル戦略のプランを練った。議題には米国、ノースキャロライナの大豚肉加工工場に働く労働者6000名の基本的権利を勝ち抜く闘いも含まれていた(背景情報) 。 ポーランドの欧州連合加盟で資格要件を満たすスミス・フィールド欧州労使協議会を結成する方法についても計画を立てた。

IUFの援助でフランス、ポーランド、北米のスミス・フィールド労働者を代表する組合が10月14−15日にパリで会合を持った。同社の世界の労働者を代表する組合の定期会合の第一回目としてであった。

会議では、米国南東部のノースキャロライナ、タール・ヒールの豚肉加工工場で約6000名の労働者が直面する残忍な労働条件と重度の怪我およびスミス・フィールドが労働者に向けて展開しているアンチ組合キャンペーンの報告を聞きフランスとポーランドの代表が衝撃を受けた。

彼らはスミス・フィールド・パッキングは労働者の権利を抑圧するために脅迫、暴力、警察権力の濫用を通じて故意かつ違法なキャンペーンを行っていることを知らされた。これらは米国の市民権と労働法および国際人権基準とILO条約の侵害である。同社は2000年に米国連邦行政法審判官により、1994年および1997年に同社が行った米国食品商業労組(UFCW)の組織化で労働者の組合代表を投票する権利の自由な行使を妨げるキャンペーンで米国全国労働関係法の重要なかつ体系的な侵害を行ったと判決された。選挙を会社の敷地外で行うようまたタール・ヒール工場内の労働者にUFCWが応分なアクセスが持てるようにすること、会社の介入なしに労働者が組合代表に関して自由なコミュニケーションを行えるようにすることを命じたが、スミス・フィールドはこの実施を拒否し、司法を拒否するために上告と遅延という手段を使用し、労働者の権利を引き続き抑圧している。タール・ヒール工場におけるスミス・フィールドのこの行動は、多くの組織化された工場で見られる同社の組合を尊重する態度とまったく異なっている。

スミス・フィールドの労働者を代表する組合はこれらの行動を遺憾に思い、会社に対し、ノースキャロライナの労働者が基本的人権および米国の法律で規定される権利を行使することができるように要請を行う。我々は加盟組合に対しノースキャロライナの労働者に対する会社の行動経過を通知し、同社の将来の行動を慎重に見守り、会社がこの行動を続けるのであればあらゆる必要な行動を取る。


ノースキャロライナのスミス・フィールド労働者の権利の闘いについて詳しい情報は

UFCW ウェブサイト
でご覧ください。