IUF logo; clicking here returns you to the home page.
IUF
Uniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide


パキスタン製糖工場暫定的勝利、しかし闘争は続く

Posted to the IUF website 26-Sep-2003





軍福祉事業製糖労組はパキスタン、バディンの軍福祉事業製糖工場で基本的な組合の権利の闘いに暫定的な勝利を得た。(基礎情報)

9月24日、組合はバディンで大集会を開いた。この集会には工場労働者、政治活動家、あらゆる種類の団体をはじめとする何千もの人が集まり、バディン市の活動を止めてしまった。地方政府は工場経営者に組合との交渉を強いた。デモは一日中続けられ、夕方までに経営者は組合の要求を認めることに合意した。

工場経営者は合意書に署名し、組合役員(会長、副会長、書記長)に対するすべての告訴状を取り下げた。工場経営者はまた労働協約に従うことに合意し、組合に反対する全ての措置を撤回した。地方政府は、また組合と工場経営者の間の労働協約の実施を監視する委員会を設置した。

組合の書記長は、死ぬまで続けるハンガーストライキを行っていたが、工場経営者との合意に達した後、7日間に渡る断食を中止した。

しかし組合登録を取り消すために労働組合登記官により労働裁判所に提出された案件がまだ未決定である。このため組合の存在はまだ危険に晒されており、我々が引き続き監視する必要がある。

とはいえ、9月24日の行動の成功は組合と組合員またこの組合の上部団体である新しく結成されたパキスタン製糖労組連合にとって大きな達成である。