IUFUniting Food, Farm and Hotel Workers World-Wide インド、ユニリバーで連帯行動の結果、賃上げ闘争決着
Posted to the IUF website 13-Sep-2003
全インドユニリバー労組協議会が9月17−18日にゴアで開催される第3回代議員大会の最終準備に取り掛かっている最中、ヒンダスタン・リバー社は、全インドユニリバー労組協議会のメンバーである全インド・ブルック・ボンド従業員連合と重要な労働協約に調印を行った。
9月8日にヒンダスタン・リバー社は、全インド・ブルック・ボンド従業員連合と全国賃金の決着と、同組合が以前のブルック・ボンド社の経営側と交わしていた協約を認める労働協約に調印した。ヒンダスタン・リバー社は以前のブルック・ボンドの交渉単位を個別の工場別単位に細分化しようとしていたが、これを撤回し、月2500ルピーから3200ルピーの範囲での賃上げを行う全国賃金決着に合意した。この決着により、この実施は2002年1月1日に遡って行われる。
全インド・ブルック・ボンド従業員連合の会長、P.ラマ・ラオは、全インドユニリバー労組協議会のメンバーであるヒンダスタンリバー従業員組合がカルカッタのガーデン・リーチ工場でヒンダスタン・リバー社にロックアウトされている件で闘争を行っているのを引き続き連帯、支援すると再確認した。
同氏はまたヒンダスタン・リバー従業員組合およびIUFとその加盟組合によって表明された連帯支援への感謝を述べた。多くの組合が IUFのガーデン・リーチとブルック・ボンド労働者への支援要請 に抗議メッセージを送った。
3月21日にヒンダスタン・リバー社のガーデン・リーチ工場労働者のロックアウトが始まり、これはまだ解除されていない。西ベンガル州政府により仲介される交渉は9月8日に再開し、現在も続いている。9月17−18にゴアで開催される全インド・ユニリバー労組協議会の代議員大会では、それまでに争議が満足に解決されなければ今後の行動の勧告を行う予定である。